どんどんサポーター養成講座大盛況!

8月25日、エポック中原大会議室にて、どんどん初のサポーター養成講座「若年認知症を生きる」が開催されました。
「事前申し込み不要」としたため、一体何人の方が足を運んでいただけるのか不安でしたが、120人以上がお集まりくださいました。一同大変感謝しております。
講座はまず、帝京大病院の中根一先生のお話から始まりました。先生には、医学的角度から見た認知症の基礎知識から、認知症の人の人権擁護の課題まで、幅広く、わかりやすく説明していただきました。
次に、デイサービスセンターくじら雲の広瀬由香里さんから、若年認知症デイサービスの報告をいただきました。広瀬さんは、実際の取り組みの経験をとおして若年認知症ケアの課題を示してくださいました。
どちらの講師にも、実際的なアドバイスを求める真剣な質問が多くありました。
最後に、どんどんに参加する本人たちが、インタビュー形式で日ごろの生活の仕方や、現在思っていること訴えたいことなどを語りました。介護する妻への感謝、デイサービスへの不満、周囲の接し方への意見など、日ごろあまり聞きとられない本人の声が、会場全員に届けられました。
ピアノ演奏に合わせて、どんどん活動のムービーが流されたり、川崎おやじ連の「歌のおにいさん」のリードによる「みんなで歌おうコーナー」があったりと、会場がなごみ、リラックスできる企画もありました。またたくさんの方がこの日、自主製品のTシャツや冊子を購入してくださいました。
この機会に、どんどんの活動に興味を持ち、サポーターとしての参加を考えてくださる人がいるといいなあ、と願って開催した講座でしたが、実際に、アンケート用紙に連絡先を書いてくださった方々もいらっしゃいました。うれしい限りです。また地域のサービス事業所からの参加も多くあり、今後若年認知症向けサービスの進展が期待できるかも、と思っております。
講座の詳細は、年度末までに冊子としてまとめて報告する予定です。その節には、またまたよろしくお願いいたします。
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