「第6回 全国若年認知症フォーラムin滋賀」報告

毎年、全国若年認知症家族会・支援者連絡協議会主催のフォーラムが全国各地で開催されました。 20150125_1

今年度は滋賀県大津市において実施されました。滋賀県は、 早くから守山市の藤本クリニックの藤本先生が若年認知症の取り組みを始められ、物忘れカフェなど全国に先駆けて実施。今では若年認知症当事者の就労支援の 活動も、活発に行われている地域です。定員をはるかにオーバーする申し込みがあり、調整も大変だったとか。北は北海道、南は沖縄から大勢の福祉専門職、医 療関係者、家族等参加し盛況でした。

「支えること、支えられることの垣根をなくす」をサブテーマに、厚生労働省の翁川氏より、国としての「若年認 知症施策の現状」、特別講演はわが川崎市より「川崎市における認知症連携と若年性認知症の現状」を、以前どんどんで講師をお願いしたことのある日医大・北 村伸先生、「滋賀県の若年認知症対策について」地元の行政から、講演がありました。
後半はリレー報告として、現場で若年認知症当事者の支援者6名の発表、と5時間にわたる中身の濃いフォーラムとなりました。
厚労省からは、全国で若年認知症対策を進めている県ベスト10(私見)のコメントもありました。もうひとごとではない、関わる人たちが明日は我が身、と危機感を持つ意識が大事、行政・医療・福祉・市民がつながり進めていくことの重要性を、改めて認識したフォーラムでした。20150125_2

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