第32回国際アルツハイマー病協会国際会議 京都で開催!

2004年に同会国際大会3議が京都で開催されてから13年目。4月26日から29日まで、同じ京 都で開催されました。

2006年の若年認知症グループどんどんの、立ち上げのきっかけとなった意義深い 会議でした。今年度は、70か国3000~4000人の参加者があったとのこと。どんどんを立ち上げた親団体の川崎市 認知症ネットワーク代表、NPO川崎市認知 症ピアサポートセンター副理事長と共に、この歴史的な会議にどんどん代表も行って 来ました。

認知症の科学的知見、治療、予防、ケアの取り組み、災害、経済、人権、教育、コ ミュニテイ、施策等多彩 な角度からの研究発表・報告を各会場で開催。今回大きな特徴は、各国からの認知症 当事者の登壇が非常に多かったという事。日本からもJDWG(日本認知症ワーキング チーム)メンバーや、地方の当事者夫妻など多くの人がスピーチ。本人視点での発表 が印象的でした。

会議の準備や当日の対応を、認知症当事者の方が担っていたのにも 感動。13年前とは世界的にも取り組みが大き国際大会4く変わってきたのと、日本も研究や実践 は進んで来た方だということでしょう。

とは言え、一方でどこの国も日本でもまだ病 気への偏見は依然存在しているようです。認知症当事者が、地域で認知症とともに生 きることを軸にして、周りの人達がどう付き合い、何をしていけばよいか、にヒント をくれた会議となったのではと思いました。これからも認知症介護の在り方が さらに変わっていく予感がします。明日は我が身!

タイトルとURLをコピーしました