9月3日 川崎市初のイベント「認知症とともに生きる~アルツハイマーデー㏌かわさき」開催

9月21日は「世界アルツハイマーデー」です。この日にちなみ川崎市は、9月3日中原市民館にて「認知症とともに生きる~アルツハイマーデー㏌かわさき」を開催しました。このイベントは、認知症への理解を深め、地域で共に暮らすことについて考えるきっかけとして企画されたもので、昨年はコロナのために中止になってしまいましたが、今年は、川崎市認知症ネットワーク、認知症サポートほっと、若年認知症グループどんどん、若年性認知症サポートデスク(マイWay)が協力し、福祉医療関係機関にも呼び掛けて、多彩な企画の実施となりました。

「予防と共生の一体的な実施にむけて」という基調講演では、東京都健康長寿医療センター鈴木先生のお話に、大勢の方が熱心に耳を傾けました。「MCI(軽度認知障害)スクリーニング検査」も盛況でした。

川崎市認知症ネットワーク主催の「脳トレチャレンジ」や、どんどんの「布花ブローチ作り」にも多くの方が参加してくださいました。サポートほっとの「認知症相談コーナー」にも相談者が数名来られたようです。マイWayの若年認知症当事者座談会も、体験者から、認知症とともに生きて行くための貴重な声を聴けました。

コロナ禍の中の開催でしたが、100名ぐらいの参加だったそうです。こういう時だけでなく、認知症人口も増加していく時代、皆で折に触れて考え、認知症の人と共に生きていくまちづくりへと活かしていきたいですね。

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