長い残暑から一転、秋分の日を境に秋の空気に入れ替わった9月22日、中原市民館の音楽室にてサロン活動が行われました。部屋取りの関係で、火曜開催となりましたが、27名が参加しました。
物憂げな秋はシャンソンが似合う季節です。昨年も好評を博したシャンソンシンガーの秋山美保さんに加え、今回は木管楽器演奏の可知日出男さんをゲストに招き、生演奏で名曲の数々を堪能しました。特にセリフ入りの『ミロール』は圧巻でした。また、可知にもいろいろな楽器の音色を紹介していただき、音楽鑑賞の楽しみを広げていただきました。いろいろなリクエストにも応えていただき、お2人には感謝感謝です。
『オー・シャンゼリゼ』をみんなで声を合わせて元気になった後、当事者さんには、引き続きシャンソンの秋を楽しんでいただく一方で、ご家族は別室に移り懇談会となりました。ご家族の近況報告の中で特筆されるのは、いままで勤務先からの理解が得られず定例会への参加に支障があった介護者さんが、上司の理解を得られたことにより、表情まで一変し、穏やかになっていたことでした。そして、「介護うつ」について、ご家族同士で話が盛り上がりました。介護者の心の健康について、改めて考えさせられる機会となりました。
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