新規サポーター、新規ご夫妻を迎えて、(どんどん流ゆるやかな)総会・意見交換会を26日に開催。37名の大勢の参加でした。
今年はどんどん設立10周年。記念行事として10月にスカイツリー・ランチバスハイクを予定。そして、10年の節目として川崎市に、若年認知症の家族たちの抱える問題の解決に向け、提言をしていくことが承認されました。
皆でお弁当を食べた後は、大口注文のあったオリジナル一筆箋の袋詰め作業と、気が向かない人にはゲームや散歩に分かれ(ノクティ2の屋上が意外と好評)行動しました。家族は新規参加者を中心に、状況変化のあった家族の報告など懇談。食が細い、とか食べ方にムラがある、という悩みに、視野が狭くなっていることや気持ちが集中しにくいのを踏まえ、一品ずつ提供したり、ワンプレートにするとよい、などのアドバイスがありました。日々、ちょっとした工夫で、解消できることがあるようです。
もう一つ、「本人、当人、当事者という呼び方をやめて、「メンバー」に。サポーターという呼び方をやめて「パートナー」と呼んでは如何?」との提案もありました。「日本認知症ワーキンググループ」でもそれを推奨しています。確かに。この機会にどう呼ぶか考えて行きましょう。
{雑感} どんどんでは設立後、「メンバー」達の「役に立ちたい」という想いを受けメンバーの絵柄で製作したのがどんどんTシャツ。その後、メンバー達が作ったちぎり絵や絵手紙を元に「パートナー」がアレンジしてできたのが、一筆箋、絵葉書、便箋。それを福祉イベントで販売し、収益を活動やメンバーに還元してきました。その初期当時の一筆箋を購入した福祉関係者から、このたび、「団体の総会で会員に配りたい」と思いがけず大口の注文が来ました! 地道な活動の継続が、人との出会いの中で実を結ぶ。10周年の嬉しい出来事でした。