10月25日、どんどん結成10周年の記念行事として、「上野精養軒でランチとスカ イツリー見学」を企画。
30名で出発。グループに分かれ、上野公園内の散策。それぞれのグループで西郷 さんの銅像見たり、ダリア苑散策、東照宮見物などして、上野精養軒では全員でお しゃれなランチを堪能。いよいよ憧れのスカイツリー展望へ。
曇天とはいえまずまずの展望でした。事故・けがもなく、迷子?もなく無事帰着。楽しい記憶として残ってほしいと願いつつ…。
ひとことで10年!といっても、この間若年認知症に対する状況は少しながら変わっ てきました。いまや認知症当事者自身が国に対して声を揚げ、その声が取りあげられ て政策にわずかながら反映されてきています。全国各地に支援グループや家族会が立 ち上がっています。
どんどんは2006年に川崎市認知症ネットワークの有志と家族が立 ち上げ、「仲間として支えあおう」をキーワードに活動してきました。立ち上げ当初の当事者も、施設入所、あるいは若くして他界されたり、厳しい現実があります。途中からの参加者も症状の重度化に直面する人、一方まだまだやれることにチャレンジ している軽度中程度の人もいます
。 先駆的などんどんの活動は、親団体の川崎市認知症ネットワークの支援や、参加者の熱意に支えられて来ました。「Don’t Worry」Tシャツ販売や、関西のNPOとのコラボで、福祉ワインやアルツハイマーデー配布用マグネットの絵柄提供、市内美術館主催 のアートセラピー協力、都内某企業の「若年認知症本人会議」参加、講演会啓発等々、外部連携も。
認知症は特別な病気ではない、誰でもなりうるもの、できることはまだある! あきらめないで、そのことをこれからも伝えて行けたらと思います。