4月、新年度スタート! 次への架け橋となる2024年度総会

<午前中は総会>
4月23日(火)、本人、ご家族、サポーターらが集い、新年度の活動がスタートしました。開催場所は、多摩市民館。昼食のお弁当タイムをはさみ、午前が総会、午後はご本人とご家族に分かれ、家族は懇談会となりました。
今回の総会では、予算だけではなく、新たな一歩を踏み出すための重要事項が確認され、いずれも承認されました。家族会の歴史を知る方からは、貴重な意見も語られました。
その中から予算を除く重要な事柄を箇条書きにまとめると、次のようになります。

●年間活動計画:定例活動日を第4火曜日から、第4土曜日をベースとする。後期のバスハイクを従来の3月から2月に変更する。
●年会費:1家族3,500円とする(後半からの加入者は2000円)。
●一部規約の改正:共同代表を設置できるようにする。

活動日の変更は、平日に勤務する共働き世帯の増加という、若年認知症家庭のライフスタイルの変化に対応したものです。参加しやすい曜日に変更することで、新たな会員が入りやすいように間口を広げました。
会費に関しては、500円のアップとなります。秋には郵便料金の値上げが決定しており、諸物価高騰への対応となります。
また役員に関しては、次世代を見据えての布石となります。

<午後は定例活動>
午後の部、本人とサポーターはけん玉とボールダーツ、歌唱を楽しみました。けん玉は、皆なかなかうまく乗せられず難儀しましたが、またそれで盛り上がっていて、成功すると更に盛り上がりました。

家族懇談会では、若年認知症の家族がひとりで外出した場合の不安や、対処方法などが語られました。神奈川県は、認知症の行方不明者が全国4位(2022年)と多く、会員ご家族のなかにも“経験者”が少なくないので、非常に身近な課題だと感じています。

4月は長丁場となりましたが、新たな試みに満ちた新年度がスタートしました。前に向かって、どんどん進んでいきましょう!

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